(画像はイメージです。)
相変わらず高齢者の運転による事故が多発しています。ただ、アクセルとブレーキの踏み間違いなど、高齢による操作ミスや判断ミスばかり取り沙汰されていますが、それはちょっと違うのではないかと思います。操作ミスは若くても運転に慣れている人でも同じように起こします。重要なのは、「ミスをしたときにそれにいつ気づくのか」「ミスに対するリカバリーが素早くできるのか」であり、ミスに気づくまでに時間がかかったりリカバリーができにくくなるのが高齢者の特徴だということです。
例えば、ブレーキを踏む場面にもかかわらずアクセルを踏んでしまった場合、高齢ゆえに素早くブレーキに踏みかえることができなくなっているのが問題であり、それは、高齢による状況判断力の低下や反射能力の低下、判断スピードの低下に起因しているのだと思います。しかし巷では、主な原因は操作ミスだと決めつけており、このため、車の機械としての欠陥や操作性の悪さにばかり言及し、メーカーに対する風当たりが強すぎるのではないでしょうか?
「操作ミス」に注目するあまり、解決策が一部の要素に偏りすぎてしまっています。本当に必要なのは、高齢者の生活を包括的に考慮した取り組みです。
機械としての車といったハード面ではなく、社会システムのようなソフト面に言及している解決策が語られているのもたまに見かけます。例えば、
これが一般的に述べられる解決策です。でも、よく考えてみてください。高齢者が生活している場所は、そもそも公共交通そのものが存在しない地域が多いということを。
また、識者?によるこういう解決策もよく目にします。
企業は営利団体ですし、また高齢者の多い自治体はその運営だけで精一杯で、移動サービスの提供などできるはずもありません。施行不可能の無責任な提案など厳に慎んでいただきたい。
極めつけは以下の解決策です。
ドライビングスクールや自動車メーカーへのあからさまな忖度が・・・。なにか旨い利権でもあるのでしょうか?
もっと抜本的な、それこそ異次元の解決策が必要です。極端な案ですが、「車がなければ生活に支障をきたす地域には一部例外を除き60歳以上の人は住んではいけない。60歳以上の人は徒歩圏で日常生活に必要充分な施設が確保されている地域に住まなければいけない」ぐらいの施策が必要ではないでしょうか? あくまで極端な例で、それほど単純な問題ではないことは重々承知していますが、国策として実施すれば、技術的にも経済的にも不可能ではない施策だと思います。正直なところ簡単ではありませんが。それぐらい思い切った策が必要だと言うことです。
私も年金生活者ですが、JRのみが通っている田舎に住んでおり、車が生活必需品です。本当は免許を返納したいのですが、それこそ生活が立ちゆかなくなります。この歳になって、自分の運転で犯罪者になるのも嫌ですし、なにより被害者に罪の償いができるほどの余生も残されていません。仮に、優秀な自動運転車が完成したとしても、年金生活者にそんな高価な車が購入できるわけもありません。
今回は少し愚痴っぽくなってしまいましたが、高齢ドライバー問題に対する効果的な解決策をぜひお願いします。これだけ高齢ドライバーの事故が多く、叩かれまくっているので、本当に切実な願いです。
今回は、ほとんどAIに頼らずに執筆してみました。因みに、各枠内の模範?解答はAIによるものです。つまり、これが世間で一番多く言われている解決策ということです。やはりマイナーな意見を述べるためにはAIに頼ってはいけないということですね。行く行くは小説もAIに書いてもらおうと思っていたのですが、これならおそらくストーリーが予め分かってしまう様な物しか書けないのかもしれませんね。
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